公開研究会

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誰もが一人残らず学びに参加する授業を目指して

第17回公開研究会


タイムスケジュール

10:30~
受付開始
 
11:00~12:00
全体会
 
12:00~12:30
昼食
 
12:30~15:00
三者協議会
 
15:20~16:30
分散会

第17回公開研究会に向けて

校長 原  健
大東学園の教育目標「人間の尊厳を大切にする」は、創立の歴史に由来します。本校は今から87年前、守屋東(あずま)によって創立されました。東が社会活動家・教育者として活動した時期、明治の終わりから昭和にかけては、それはまさに日本の戦争の時代です。「富国強兵」の国策の中で真っ先に犠牲になっていくのは社会的弱者である「こども」「女性」「障がいのある人」たちです。そのような時代背景の中で、東は当時としては非常に先進的な人権意識を持ってそれらの擁護の運動と教育づくりに取り組み、現在の大東学園高等学校の礎を築きました。
そしてもう一つ、私たちの教育目標を実現するための取り組みとして「生徒が主人公」の学校づくりを目指しています。そのための一つの仕組みとして、2003年度より三者協議会を発足させ、生徒・保護者・教職員が対等な立場で話し合い、三者の協同の取り組みでつくる学校づくりをすすめてきました。そして「授業づくり」は三者協のテーマの中でも常に大きな部分を占めています。その初期には生徒が学校に「わかりやすく楽しい授業」を求めることから、「授業は生徒と教師でつくるもの」へ、そして「なぜ学ぶのか」が課題となりました。私たちは授業でも「生徒が主人公」となるように、2015年度から昨年まで「誰もが一人残らず学びに参加する授業」を公開研究会のテーマとし研究を重ねてきました。しかし未だ道半ばでもあります。
そして今年度、生徒会の年間活動方針に“JKD”(授業改革大作戦=学校に対して「より良い授業環境と授業内容」を求める運動方針)が盛り込まれることとなりました。今年度の三者の取り組みの中心は“JKD”となりました。11月の三者協議会では、いったいどのような実を結ぶのか?公開研究会にご参加いただき、私たちの教育づくりに忌憚のないご意見をいただき、私たちの教育づくりを一歩進めるためにお力をお貸しください。また、批判的に検討していただくことで、皆様の教育づくりに微力ながらお役にたてるかもしれません。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

校長 原 健

世界水準の教育を実践する大東学園

昨年から欧米の高校を視察して、教育の違いを比較研究しています。今年の3月にはアメリカのシカゴの高校を4校視察し、授業を見て、教師や生徒から聞き取りをしてきました。欧米の学校の特長は「民主主義と人権」の教育が中心ということです。そして、それを生徒たちは知識とともに体験的に学んでいるということです。シカゴではそうした学校を「デモクラシー・スクール」として教育委員会が推進しています。具体的には、授業での学習と、生徒の学校運営参加、地域活動参加を通じて、民主主義や権利について学んでいます。
これは大東学園高校が教育の中心に掲げてやっていることです。三者協議会を通じて民主主義と意見表明する権利(子どもの権利条約)を体験的に学び、総合学習で人権や「性と生」、そして平和について学んでいます。こうした教育は世界では当たり前の教育ですが、日本国内では残念ながら少数派なのです。
私は主権者教育について研究していますが、日本の若者の選挙参加などの主権者意識は世界で最低レベルです。その背景には、「私が参加しても、社会は変わらない」という意識があります。世界的には、子どもを学校運営に参加させて「私が参加すれば変わる」という主権者体験を学校がつくっています。
こうした世界水準の教育を大東学園高校が推進している、その生徒たちの姿を今日の公開研究会で見ていただきたいと思います。

2019年度公開研究会助言者 首都大学東京・特任教授 宮下与兵衛


私たち生徒の声が学校を動かす

大東学園で行っている三者協議会は、学校の校則や身だしなみや施設などを各立場からの考えや意見を話し合って学校の中身を作っていく場です。
昨年は環境衛生をテーマに、女子トイレのサニタリーボックスのリニューアルや加湿機能付き空気清浄機の2項目を生徒会として要求しました。結果として、サニタリーボックスのリニューアル要求は無事に通りましたが、加湿機能付き空気清浄機の要求は協議の結果、残念ながら見送られることとなりました。このように、三者協議会は三者が平等であるからこそ、要求が通ることもあれば通らないこともあるのです。
そして、今年の三者協議会は公開研究会として行われるので、是非見て欲しいポイントがあります。それは、生徒、保護者、教職員から出てくる意見や、取り組む姿勢です。三者協議会での討論の中で出てくる意見は物事に対する思いや考えの一つです。普段思っていても話すことの出来ないことが三者協議会では沢山出てきます。また、三者協議会には全員が出席できるわけでは無いので、代表者数人が多くの人の意見を背負って参加しています。その部分も含めて三者の取り組む姿勢とかを見て欲しいと思います。皆さん、お待ちしています。

2019年度生徒会 会長 倉澤夏樹


一人の「おとな」として生徒(子ども)たちとつながる

「三者の協同でつくる学校」の三者の一員として、保護者はどう関われるのか。
三者協議会が始まった2003年からの課題となっています。ある時は、生徒を応援する立場、またある時は教職員とは違う「おとな」として子どもたちに助言する立場……。
その時々の生徒からの要求や懇談テーマによって、保護者も話し合いを行っています。クラスで話し合い、学年で話し合い、全体を取りまとめるのが理想ではありますが、生活の主体が学校の外にある保護者にとって現実は厳しいものがあります。
それでも三者の一員として積極的に話し合いに加わっていきたいと思います。今年度は「より良い授業づくり」のため、保護者として何ができるか、これから話し合いを進めていきます。
三者協議会は、1年に1日のことですが、その日に向けて三者がどのように取り組んでいるかを知っていただけると幸いです。

東和会 会長 日向祐子

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