公開研究会

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誰もが一人残らず学びに参加する授業を目指して

第15回公開研究会

■開催日 10月29日(日) ■申込〆切 10月20日(金)予定

タイムスケジュール

8:30~
受付開始
8:50~10:40
公開授業(全クラス)
11:10~12:00
研究授業
化学、音楽、英語、日本史、福祉、保健
12:00~13:00
昼休み
13:00~14:30
分科会(研究授業と同科目ごと)
14:50~16:00
全体会
コーディネーター:宮下与兵衛氏
(首都大学東京特任教授)
16:10~17:00
懇親会

ご挨拶

校長 原  健
 本校では2022年度へ向けて新カリキュラム作成の取り組みを始めています。2030年代を予測困難時代とし改訂される新学習指導要領ですが、大東学園では大東学園らしい新カリキュラムの創造が必須です。そのためには以下の二つのことをはずすことはできません。
 一つ目は私立学校の存在意義である「建学の精神」をカリキュラムに息づかせ続けることです。大東学園は今から85年前、守屋東により創立されました。東が社会活動家・教育者として活動した時期、明治の終わりから昭和にかけては、それはまさに日本の戦争の時代です。「富国強兵」の国策の中で真っ先に犠牲になっていくのは社会的弱者である「こども」「女性」「障がいのある人」たちです。そのような時代背景の中で、東は当時としては非常に先進的な人権意識を持ってそれらの擁護の運動と教育づくりに取り組み、現在の大東学園高等学校の礎を築きました。「人権」と「性と生」そのための最高の条件整備である「平和」は現在の大東学園の総合科目に位置づけられ、大東学園の学びを貫くものとなっています。
 もう一つ、大東学園では2003年度より三者協議会を発足させ、三者の協同の取り組みでつくる学校づくりをすすめてきました。三者協のテーマの中でも「授業づくり」は常に大きな部分を占めています。生徒が教師にわかりやすく楽しい授業を求めることから、授業は生徒と教師でつくるものへ、そして現在は『なぜ学ぶのか』が協議の中心課題となっています。大東学園の新カリキュラムはこの三者協議会の仕組みの中で創られていくことになります。
 どのようなカリキュラムも教育課程表と年間行事予定表のたった二つの表に集約されてしまいます。それを豊かに裏支 えし学びに命を与えるもの、それがこの研究会のテーマに掲げる「誰もが一人残らず学びに参加する授業」だと考えます。このテーマでの公開研究会も3回目になります。参加者の皆さんと一緒に考え実りあるものとしていきたいと思います。

校長 原  健

公開授業

3学年全27クラスの授業を公開します。授業一覧は当日お配りします。

全体会「誰もが一人残らず学びに参加する授業づくり」

 大東学園では、これまで総合学習を軸にしたカリキュラムと三者協議会の実践を通して、教育目標である「人間の尊厳を大切にする」の実現を追求してきました。そしてここ数年は、「誰もが一人残らず学びに参加する授業」をテーマに掲げて、協同的な学びを中心とした授業づくりを探求しています。
 今回の公開研究会全体会では、首都大学東京特任教授の宮下与兵衛先生をお招きし、大東学園の教育実践について幅広い視点から語っていただきます。宮下先生は長野県辰野高校在任中より、長年にわたって平和教育や三者協議会の実践・研究を続けてこられ、また本校の三者協議会についてもその立ち上げから今日に至るまで数々の貴重な助言をくださっています。今回はそれぞれの研究授業の助言者からのコメントも交えて、本校の教育実践の進むべき道筋について参加者のみなさんとご一緒に考えていきたいと思っています。

研究授業・分科会

化学基礎(1年A組)

授業者:杉中佑砂 助言者:谷井茂久(茅ヶ崎市教育センター教育研究指導員)

 「mol(モル)」について学びます。計算を苦手とする生徒が多く、毎年どのように授業を進めていこうか迷うところです。今回は“物質の質量”、“粒子の数”、“気体の体積”の3つの観点から「mol」について考え、ジグソー法を用いて理解を深めていきます。生徒同士で学び合いができるよう、サポートしていきます。

音楽Ⅰ(1年C組)

授業者:山田絢香 助言者:村山拓(東京学芸大学准教授)

 本校では音楽が1、2年生で必修となっています。授業の前半は歌唱、後半は鑑賞・学習という構成で、「一人残らず参加できること」を目標に、様々な工夫をしながら授業を行っています。歌唱では「得意・不得意を認め合いながら、安心して声が出せるようにすること」、鑑賞・学習では「自分自身と対話すること」を大事にして授業を進めていきたいと考えています。

コミュニケーション英語Ⅰ(1年H組)

授業者:太田宏樹 助言者:根岸恒雄(群馬県立女子大・千葉商科大・駿河台大講師)

 コミュニケーション英語を教えて5年目になります。音読練習は毎授業取り入れています。ペアや4人グループで、本文の音読練習などを行い、生徒間の活動の中で内容理解を深めていきます。全体に通じる指示を心掛けながら、生徒が飽きないように様々な工夫をして、授業を行っていきます。本課は、コウテイペンギンを取り上げ、その生息状況から地球温暖化の影響について考えるという内容です。

日本史A(2年F組)

授業者:青木孝太 助言者:米山宏史(法政大学中学高等学校教諭)

 琉球王国時代から明治末期まで、沖縄の女性たちの間で広く行われてきた風習に、「針突(ハジチ)」という入れ墨の習わしがあります。しかし、日本の統治下に組み込まれ、「皇民化」(天皇の臣民になる)教育が行われる中で、「針突」は禁止されるようになり、「針突」をした女性が移民先で本土の日本人から差別を受け、送還されるという事件も起きました。この出来事を教材に、沖縄の人たちのアイデンティティが引き裂かれていく経験と、そこへ向ける本土の日本人による差別の眼差しへと生徒を誘い、現在の本土(政府+国民)と沖縄との関係を歴史的に捉える一助にすることを目指します。

社会福祉演習Ⅰ(2年J組)

授業者:荻野雄飛・赤塚輝美 助言者:田村真広(日本社会事業大学教授)

 大東学園では普通科の中に福祉コースが設置され、福祉の授業が週4時間(3年生は6時間)あります。「人を知り、体験を通して共感し、行動に移せる人になろう」をコース目標に据え、1年生では自分たちを含め、社会には様々な人がいることを知ります。2年生では視野を広げ福祉的課題について学び考えます。今学期は「子ども家庭福祉」がテーマです。子どもを取り巻く社会問題を身近なものとしてとらえ、学習する中で解決策を考えます。

保健(3年B組)

授業者:山崎到 助言者:増田雅行(埼玉県初任者指導教員・埼玉大学教育実践センター研究員)

 3年次の保健では、「2年までに学習したことを発展させ、社会で起きている身近な健康問題について考え、学習する」を科目目標として授業を行います。また、「一人残らず参加できること」を目指して、さまざまな工夫をしながら授業を行っています。当日は感染症について扱い、生徒同士が学び合える発問を考え、交流できる授業を目指します。

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