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大東生になったら「あなたの中の学校がかわります」

2020.3.13新型コロナウイルス対応 休校中のみなさんへ

~新型コロナウイルス対応での自宅学習期間について~
みなさん、それぞれに不安を抱えて、この間の自宅学習期間を過ごしているのだろうと思います。2月28日の安倍総理大臣の全国の公立学校に向けての休校要請に私立学校も影響を受けざるを得ませんでした。日本はもちろん、世界中の人々の命と健康に関わることです。私立学校といえども社会の中で多くの支えを受けて存在しています。大東学園としてもできる限りの協力をすべきと考えます。また、生徒のみなさんや保護者のみなさんの言いようのない不安も和らげたいと考えました。そうは言っても全国の学校を一斉に休校にする合理的な根拠や、それに伴う混乱に対する施策も明確にならないまま、大きな不安を抱えたまま自宅学習期間の実施を決めざるを得なかったことは苦渋を伴うものでした。

~この間、実施できなかったこと、体験できなかったこと~
この間、そしてこれから、一斉休校によって何が欠けてしまったのでしょうか。この先、取り戻し、プラスに転化していくためにも振り返ってみたいと思います。
3月1日の卒業式は在校生・保護者の参加をなくし、式次第を簡略化して実施しました。卒業生と保護者のみなさんにとっては大切な節目の式典を共に祝えない式の形となりました。また、三者でつくる「卒業式二部」では合唱やメッセージの交換もできませんでした。在校生のみなさんにとっては卒業生の旅立ちの時を共にすることのできない式となりました。
学年末試験と追試補講も中止せざるを得ませんでした。1・2学期に振るわなかった分を3学期に挽回しようと頑張ってきた人、「5」をとるぞ!と学年末試験に向けて準備してきた人、試験で力を発揮する場を持てませんでした。また、進級認定の条件をそろえられなかった人も、本来ならば追試補講のチャンスを与えられ、しっかり進級認定を受けてスッキリと春休みを迎えられたのかもしれません。
一年間一緒だったクラスの友達とも最後の日々をゆっくりと過ごすことなく解散します。学年末試験が終わったら春の大会や合宿に向けて始動するはずだった部活動も残念ながら停止中です。
社会に目を向けても根拠のない差別や買い占め・転売など…世界中で「ささくれた気持ち」から起きる様々な不協和音が日々報じられています。それらはウイルスではなく人のおこす事です。

~「人間の尊厳が大切にされる」平和で平凡な日々~
 先輩や友人との別れ、高校生だからこそ大切にしたい日常の学習や部活のこと…今、こんな時だから考えられるのは一日一日を本当に大切に過ごすことの尊さではないでしょうか。普通に変化なく予定通りにすぎる平凡な日々。朝、子どもや学生は学校へ、大人は仕事に、満員電車に揺られる日々。こんな平和で平凡な日々を一日一日過ごせることの大切さ…ちょうど今から9年前の東日本大震災の時にも深く心に刻んだはずのことでした。
震災やウイルスは人の力の及ばないところも大きいですが、その中で人の行いから起きること、平和な日常を奪い「人間の尊厳」を大切にできない状況は、人々の知恵で防ぎ、私たちが学び、考え、行動する中で変えていけることです。最後に今年度の卒業式で卒業生におくった言葉の一節をみなさんにも紹介します。

『大東学園を巣立ち、みなさんの出ていく世界は必ずしも大東学園の掲げる「人間の尊厳を大切にする」世界だとは限りません。また、そのための最大の条件である「平和」にも不安を感じることも多いでしょう。先行きが不安になったり、失望したりすることもあるかもしれません。しかし大東学園で学び、巣立って行くみなさんは、「三者協議会」を通じて学校を変える力を持っていたように、世界を変える力もあります。一人ひとりが「人間の尊厳を大切にする」世界、平和な未来を築く力になってくれると信じています。』

2020.3.12 16:22 on 校長通信

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