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大東生になったら「あなたの中の学校がかわります」

2018.3.1 第69回 卒業式

式辞

「人間の尊厳を大切にする」を教育目標とする大東学園にみなさんは入学し、卒業を迎えました。私たち教職員は「人間の尊厳を大切にする」教育づくり、学校づくりでみなさんに接してこられたでしょうか。また、みなさんは「人間の尊厳を大切にする」存在として成長したでしょうか。

大東学園は「生徒が主人公」の学校…学校は生徒のためにあるのですから、生徒が主人公なのは当たり前です。ただ、その当たり前を実現することはなかなか難しいことです。「三者協議会」はそれを実現するための大切な仕組みです。みなさんの入学からの3年間でも新制服・紺ポロシャツの導入や網戸・更衣室のエアコン・便座クリーナーの設置などが実現しました。また身だしなみ規定ではワックスやツーブロックについての変更もありました。学校からの表彰の際のインフルエンザなどによる欠席の扱いの変更もみなさんの要求から実現しました。一番大切な授業についても「なぜ学ぶのか」をテーマに生徒・保護者・教職員の三者で話し合い、より良い授業づくりについて取り組んできました。これも、生徒のみなさんの力が大きい取り組みでした。

大東学園は生徒のみなさんや保護者のみなさんの力によって、少しずつですが、確実に変わってきました。みなさんは学校を変えることができる主人公でした。みなさんは主人公としての権利と、それと一体の責任を学んだでしょうか。必ずしも自分の考えとは一致しない他者の意見から学ぶことや、自分を理解してもらう力と他者を理解する力をつけたのではないでしょうか。それは自分を大切にし他者を大切にすることであり「人間の尊厳を大切にする」存在としての成長ではないでしょうか。

大東学園はみなさんにとって「人間の尊厳を大切にする」学校だったでしょうか。まだまだ不十分なところもあったかもしれません。いや、不十分で完全でないところがあるでしょう。でも、少しずつですが、確実に良くなっていくはずだと思っています。なぜなら、この先も大東学園は生徒や保護者の意見や考えで変わっていく学校だからです。

大東学園を巣立ち、みなさんの出ていく世界は必ずしも「人間の尊厳を大切にする」世界だとは限りません。また、そのための最大の条件整備である「平和」にも不安を感じることも多いでしょう。先行きが不安になったり、失望したりすることもあるかもしれません。しかし大東学園で学び、巣立って行くみなさんは、学校を変える力を持っていたように、この先の世界を変える力もあるはずです。一人ひとりが「人間の尊厳を大切にする」世界、平和な未来を築く力になってくれると信じています。

それでも、学校とは違って、みんなの出ていく社会や世界では、一人ではどうにもならない時もあるでしょう。そんな時には、ぜひ、大東学園に戻ってきてください。力を合わせられる仲間や、君たちのことを一人一人を「よ~く」知っている先生達が待っています。

最後にもう一度…卒業おめでとうございます。

 

2018.3.1 15:46 on 校長通信

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