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大東生になったら「あなたの中の学校がかわります」

2019.3.1 第70回 卒業式

卒業おめでとうございます。

みなさんは「人間の尊厳を大切にする」を教育目標とする大東学園に入学し、3年間を過ごし卒業を迎えました。私たち教職員も「人間の尊厳を大切にする」教育づくり、学校づくりをめざし、みなさんとともに歩んできました。みなさんが「人間の尊厳を大切にする」存在として成長されたことを期待しています。

1年生の総合科目「性と生」では性を科学的に学び、人権を切り口として考えました。「ジェンダー平等」について学び、「性の多様性」についても考えました。「性と生」で学ぶことは、その後の自分の「生き方」にも影響するような学びだったはずです。

2年生の「平和」では沖縄修学旅行をフィールドワークとして「沖縄戦」とそこから続く「基地問題」から「平和」を考えました。人々の考えを二分するようなテーマであっても沖縄の場所や人の力を借りて「時間や空間を超える想像力」を身に着けました。「平和」について考えることを「他人事」ではなく「自分事」とする学びだったのではないでしょうか。

3年生の総合科目「人権」では、様々なテーマから人と人がつながり、一人一人が人間らしく生きていくこと、生きていくことのできる世界について考えました。「性と生」や「平和」その他の教科も貫く大東学園の「人間の尊厳を大切にする」学びのまとめとなったはずです。

そしてもう一つ「大東学園は生徒が主人公の学校」です、とも言ってきました。言葉にするのは簡単ですが、なかなか実現するのは難しいことです。「三者協議会」はそれを実現するための大切な仕組みでした。生徒の意見から学校が実際に変わっていくこと、みなさんの在学中にも更衣室のエアコン・便座クリーナーの設置、サニタリーボックスの刷新などが実現しました。また身だしなみ規定ではワックスやツーブロックについての変更もありました。授業についても生徒・保護者・教職員の三者で話し合い、より良い授業づくりについて取り組んできました。また、その取り組みの中で、必ずしも自分の考えとは一致しない他者の意見から学ぶことや、自分を理解してもらう力と他者を理解する力をつけたのではないでしょうか。それは自分を大切にし、他者を大切にすることであり「人間の尊厳を大切にする」存在としての成長です。みなさんは実際に学校を変えることができる主人公だったといえるのではないでしょうか。

大東学園を巣立ち、みなさんの出ていく世界は必ずしも「人間の尊厳を大切にする」世界だとは限りません。また、そのための最大の条件整備である「平和」にも不安を感じることも多いでしょう。先行きが不安になったり、失望したりすることもあるかもしれません。しかし大東学園で学び、巣立って行くみなさんは、学校を変える力を持っていたように、この先の世界を変える力もあるはずです。一人ひとりが「人間の尊厳を大切にする」世界、平和な未来を築く力になってくれると信じています。

卒業おめでとうございます。

2019.3.1 14:41 on 校長通信

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